断乳の方法
「いつまで授乳する?」
「どうやって断乳すればいいのかな?」
今回は断乳の仕方について方法をご紹介します。
※方法はいくつもあると思いますので、そのうちの1つです
①断乳する日を決める
家族の協力が得られるときをお勧めします。
→おっぱいが張って痛い、赤ちゃんはおっぱいがもらえずぐずる
などという場合に、どなたか赤ちゃんのケアをしてくださると
大変助かります。
→断乳を決めていた日に、赤ちゃん・お母さんいずれかが体調不良の場合は
リスケをおすすめいたします。
②断乳する日に向かって徐々に授乳回数を減らしていく
→断乳後2~3日は張り・痛みが出現することが多く
猛烈な張りを軽くするために授乳回数を減らしておきます。
③1週間前、3日前、1日前くらいに子供に伝えておく
→話してもわからないかもしれないけど伝えておくと分かってはくれている。
ご自身の心の準備にもなります。
→心の準備をしない方が良い方もおられますので
そこはご自身のタイプに合わせてご検討ください🌷
④決めた日に断乳決行
お子さんは泣いてほしいと訴えるかも・・・
でも、一度決心したら、めげないで頑張って!
うまく断乳できなかったお母さんのお話しをお聞きすると
「かわいそうであげちゃった」とおっしゃる方がけっこうおられます💦
⑤2~3日目 張り(痛み)ピーク
→張り(痛み)が辛い時には圧抜き程度に搾る
搾りすぎないことがポイント。
おにぎり搾りがおすすめです💡
→搾らなすぎて、乳腺炎のようになる方もおられます。
心配な場合はご相談ください。
→搾ったら水で搾ったタオルなどで軽く冷やしてください
→乳房症状だけでなく、頭痛や肩こりなど生じる方もおられます。
体が休められるような体制が準備できれば、そうされることをおすすめいたします。
3日目くらいになると張りが落ち着いてきます。
⑥3日目以降は張ってつらかったら
まず「冷やす」
それでも痛いときにだけ搾り1週間後くらいにキレイに搾る
⑦ かかりつけ助産院で断乳ケアをする
本当は、授乳期にトラブルがあった方などは
🌷断乳前に一度乳房ケアしてから断乳することをおすすめしています🌷
なぜならば、
トラブルで乳腺が硬くなっている(しこりなどを形成している)こともあります。
その場合、断乳してから手入れすることになると、
せっかく眠りにつこうとした乳房を一部目覚めさせて、
乳汁の排乳(しこりをとる)をした方が良い場合があるからです。
従って、
🌷断乳前に助産院にお出かけになることもおすすめです🌷
👉注意
断乳開始後、ほとんど出なくなっているにも関わらず
乳首を頻回に触っていると分泌が止まらないことがあります。
触りすぎないようにしていきましょう。
👉乳がん健診
断乳が済んだら乳がん検診もお忘れなく!
ピンクリボンアドバイザーとして、
セルフチェックの方法についてもご説明いたします🌷
当院でも断乳前相談、断乳後のケアを行っています🌷
断乳を考えているけれど、これでいいのかわからない
断乳後のケアをお願いしたい
ということがあればぜひご連絡ください☺